用語集

処理後システム (Aftertreatment System)
排出される窒素酸化物 (NOx) と粒子を低減させるシステム。

バール (Bar)
圧力単位であり、海水面での大気圧にほぼ等しい (約 14.5 psi [pound per square inch] )。

カムシャフト (Camshaft)
2個以上のオフセットカム (ローブ) を備えたクランクシャフトで回転するシャフトであり、バルブを開閉する。

燃焼 (Combustion)
物質が酸素と反応して熱と光を発生する (燃える) こと。

圧縮 (Compression)
内燃機関の作動段階であり、燃料と空気の混合気体が点火前にシリンダー内で圧縮される段階。

クランンク/クランクシャフト (Crank/Crankshaft)
回転しながらシリンダーのピストンを駆動させるシャフト。

クランク角度 (Crank Angle )
クランクシャフトとピストンの上死点との間の角度。

シリンダー (Cylinder)
往復 (ピストン) 機関の中心的作動部品であり、ピストンが移動する空間。

排ガス (Exhaust)
エンジンから廃棄物として排出されるガス。

火炎速度 (Flame Speed)
燃料を爆発させず、制御燃焼する機能。火炎速度は効率の目安として使用することができる。

燃料噴射 (Fuel Injection)
燃料と空気を混合するシステム。 燃料噴射により燃料を強制的に高圧下の小さなノズルから供給しながら噴霧する。

吸気弁 (Inlet Valve)
単方向のバルブであり、空気をコンプレッサーに送る。

ジェイクブレーキ(Jake Brake) - 圧縮解放エンジンブレーキ
Jacobs Vehicle Systems により開発/製造されたエンジンブレーキの商標であり、エンジン圧縮により車両を減速させる。軽トラックや他の大型車両に使用されており、騒音が極度に大きい。

ノッキング (Knock)
燃焼が正しく開始したが、空気と燃料の混合気体が正常な燃焼過程から外れて爆発すること。 ノッキングが起こると燃焼のタイミングが狂って衝撃波が発生し、ポンという音が聞こえ、シリンダー内の圧力が劇的に増加する。エンジンのノッキングの影響は無視しても構わないものから完全に破壊的なものまで及ぶ。

ミラーサイクル (Miller Cycle)
4ストローク内燃機関であり、1940年代にRalph Millerにより最初に使用された。 ミラーサイクルは オットーサイクル (Otto Cycle) エンジンより長い時間吸気弁を強制的に開かせる。このため、圧縮ストロークは吸気弁が開いている初期部分と吸気弁が閉じている最終部分の2つの分れたサイクルになる。

ミラー効果 (Miller Effect)
ミラーサイクル (Miller Cycle ) の効果とは、爆発以前の通常設定を越えて点火のタイミング設定を可能させる最終温度のことである。この結果として全体効率の向上とNOx排出の低減が実現する。

自然給気 (Naturally Aspirated, NA)
内燃機関が強制的な導入方法を利用しないで吸気する方法。

NOx
燃焼中に生成される窒素酸化物の化学記号。 NOxはスモッグや酸性雨の原因となる。

オットーサイクル (Otto Cycle)
内燃機関の4サイクル方法:

(1) ガソリン/空気の点火シリンダー内への吸込

(2) 圧縮、点火、爆発

(3) 気体膨脹

(4) シリンダーから燃焼生成物の排出

1862年にBeau de Rochas が発明し、1877年にDr. Otto が応用した Otto-Crossley ガソリンエンジンは商用化に成功した初の内燃機関である。

排気弁 (Outlet Valve または Exhaust Valve)
コンプレッサーから圧縮空気を排出させる単方向バルブ。

ピストン (Piston)
シリンダー内にあるロッドであり、気圧で移動する。

ポペット (Poppet)
気圧の変化に応じて連続的に開閉するバルブ機構。

ポペットバルブ (Poppet Valve)
気圧制御式のバルブであり、作動時に気体の流れの向きをコントロールする。

パワー (Power)
仕事率またはエネルギーが伝達される割合、あるいは単位時間で要求/消費されるエネルギー量。

パワー曲線 (Power Curve)
速度と毎分の回転数 (RPM) との変化関係のグラフ表示。

圧力容積曲線 (Pressure Volume (PV) Curve)
エンジンのサイクル中のシリンダー内における圧力と容積との変化関係をグラフ表示したもの。 PV 曲線または図表は最大シリンダー圧力での点火タイミングの先行や遅延の影響を表す。

回生ブレーキング (Regenerative Braking)
ハイブリッド車で見られるシステムであり、ブレーキ時に通常は浪費されるエネルギーを利用可能なエネルギーに転化する。 転化されたエネルギーはバッテリーに保存され、ハイブリッド車が電気モードになったときにモーターの電源として使用される。

点火プラグ (Spark Plug)
電気装置であり。内燃機関のシリンダーの頭部に取り付けられ、空気と気化ガソリンの圧縮混合気体を電気火花で点火させる。

スプリットサイクルエンジン (Split-Cycle Engine)
内燃機関の一種であり、4シリンダーストロークを2対のシリンダーで吸気/圧縮 および 出力/排気を分離する。

スーパーチャージャー (Supercharger)
内燃機関の強制的な過給気に使用される空気コンプレッサー。 過給気により質量の流量が増大し燃焼に使われる酸素量が自然吸気型エンジンより増加する。流量増加により、サイクル当りに供給される燃料が増加する。従って仕事量が増大すると共に出力も増加する。

熱効率 (Thermal Efficiency)
エンジンの仕事量と消費した燃料の熱エネルギーとの比。

熱力学 (Thermodynamics)
熱エネルギー (熱)と他のエネルギー形態 (たとえば力学的エネルギーや電気エネルギー) との間の関係を調べる学問。

上死点、上死点後 (Top Dead Center, After Top Dead Center: ATDC)
ピストンの位置で、(最高位置にある) クランクシャフトから最も離れた位置。Scuderi エンジン はATDCで点火され、ピストンがクランクシャフトに向かい始める時に点火されることを意味する。

ターボチャージャー (Turbocharger)
内燃機関への過給気に使用されるエアコンプレッサー。スーパーチャージャーと同様に、エンジンに吸引される空気量が増大し出力パワーが増大する。ただし、ターボチャージャーはコンプレッサーがエンジンの排ガスによって駆動されるタービンで作動する点で異なる。

容積効率 (Volumetric Efficiency)
シリンダーに吸引される燃料/空気の混合気体容量と、静止状態にあるシリンダーの容量との比。