マサチューセッツ州ウェスト スプリングフィールド-2010年12月14日-従来の 4 ストローク エンジンの革新によって燃料効率の高い設計を目指すエンジン開発企業 Scuderi Group は、第 2 世代の ScuderiTMスプリット サイクル エンジンの 開発に関する新しい特許を出願したと本日発表しました。Scuderi は業界で初めて、スプリット サイクル エンジンに V デザインを採用することで、ターボ チャージの熱力学的効率を改善し、自動車設計の自由度を高めることに成功しました。Scuderi V のラボ テストは 2011 年 1 月に開始され、エンジン マップや路上車両シミュレーションなど、計画中の他の重要なプログラムへとつながる予定です。
これにより、Scuderi Group の特許出願件数は 476 件以上となり、50 カ国で 154 件が取得済みです。「スクデリグループ副社長兼特許弁理士であるスティーブンスクデリが特許に関しさらに詳しく述べているものをポッドキャストにてお聞き いただけます。
ポッドキャストにてお聞きになるには、下記のアドレスにアクセスしてください。」 http://www.scuderiEngine.com/v-engine-design-patent.
Scuderi Group 副社長兼特許弁護士の Stephen Scuderi は次のように語っています。「この新しいエンジン設計により、Scuderi エンジンを車両に搭載することの真の利点が明らかとなるでしょう。高い出力、少ない排ガス量、高い燃料効率を備えたガソリン車を、競争力のある価格で実現 できます。V 形状は、当社のエンジンの設計の可能性を広げます。今後もメーカに対して最新情報を提供していきます。さらにデータが集まるにつれて、Scuderi エンジンの優位性がますます明らかになっていくでしょう」
これらの特許は、以下の分野の技術進歩を実現します。エンジン シリンダーの構成、モジュール型のクロスオーバー パッセージ、クロスオーバー パッセージ マニホールドおよび関連する空気槽バルブ アセンブリ、温度調整システムなどです。シリンダーを V 形状で設計することにより、吸気の流れが自然になり、体積圧力が改善されます。さらに、クロスオーバー パッセージ (Xovr) の温度制御の改良による付加的な利点もあります。例えば、熱効率を高めて一定に維持できることなどです。
V 形状で構成された Scuderi スプリット サイクル エンジンは本質的に設計の柔軟性が高いため、Scuderi エア ハイブリッド エンジンに容易に変更できます。この構成では、回生されたブレーキのエネルギーが圧縮空気によって蓄えられ、さまざまなドライブ モードをサポートするとともに、自動車の効率を最適化します。特殊な部品や設備をほとんど必要としないため、Scuderi の内燃機関エンジンは、今日のエンジンよりも約 50% 低いコストで製造できます。
Scuderi のスプリット サイクル エア ハイブリッド V エンジンは、性能を犠牲にしないコストパフォーマンスの高いハイブリッド ソリューションで、ハイブリッド電気自動車 (HEV) の普及の最大の障害である走行距離の短さを解決できます。最近の J.D. Power & Associates のレポートでは、HEV およびバッテリ電気自動車 (BEV) の販売は低調になると予想されています。2010 年の販売量は合計 954,500 台 (全世界の乗用車市場の 2.2%) であり、2010 年における成長率はわずか 5.1% です。消費者に対する調査によれば、走行距離の短さや充電時間の長さといった点が問題とされているようです。この研究では、自動車の効率を改善する進歩し た内燃機関エンジンが、短期的にさまざまな分野で注目を集めることになると予測しています。
Scuderi V エンジンの初期テストは 1 年以内に終了する見込みであり、エンジン マップはそれに先立つ 2011 年第 2 四半期には完成する予定です。また、Scuderi Group は最近、シミュレーション プログラムをシボレー キャバリエ以外にも拡大して、日本で製造された新しい 2011 年モデルのコンパクト カーを購入しました。この車両は Scuderi エンジンを搭載して 2 カ月間テストされ、実際のドライブ条件でのエンジンの性能を証明する予定です。この新しいシミュレーション プロジェクトは、2005 年モデルのシボレー キャバリエで行われているエア ハイブリッド エンジンの研究を補強するものです。その結果は、SAE World Congress (2011 年 4 月 12 ~ 14 日) において、次の 2 本の技術論文とともに発表される予定です。1)「Scuderi スプリット サイクル研究エンジン:概要、アーキテクチャ、動作」および 2)「Scuderi スプリット サイクル高速動作バルブトレーン:アーキテクチャと開発」
Scuderi エンジンについて
Scuderi エンジンは、燃焼サイクルの 4 つのストロークを、対になった 2 個のシリンダーに分割します。左のシリンダーは空気圧縮機として働き、吸気と圧縮を担当します。右のシリンダーは、燃焼と排気を担当します。 Scuderi のスプリット サイクル エンジンの設計の鍵は、燃焼前に空気を圧縮することです。スプリット サイクルの概念を最適化することで、このエンジンは従来のガソリン エンジンに比べて、NOx の排出量を最大 80% 減らし、燃料効率を 50% 改善することができます。このエンジンはクランク シャフトの 1 回転で 1 回の燃焼を実現し、上死点後に点火を行うことで、従来のエンジンより高いトルクと熱力学的効率を実現しつつ、排ガス量を削減することができます。
Scuderi Group について
米国マサチューセッツ州ウェスト スプリングフィールドを本拠とし、ドイツのフランクフルトに業務拠点を置く Scuderi Group は、革新的なエンジン技術を開発した企業です。この技術は、自動車、トラック、芝刈り機、ボート、農機などに使用されている標準的な内燃機関エンジンに 取って代わると予測されています。現在までに 6,500 万ドルの資金を集めた Scuderi Group は、自社の技術を世界中の選ばれたエンジン メーカにライセンスするというビジネス モデルを採用しています。同社の世界における特許出願件数は 476 件以上で、50 カ国で 154 件を取得しています。詳細については、www.ScuderiEngine.com を参照してください。
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