米国研究機関がScuderi(スクデリ)エンジンを実証 燃費を最大 35%削減!

日産セントラでシミュレーション

Scuderi Group, LLC (本社:マサチューセッツ州ウェスト・スプリングフィールド 社長 サルヴァトーレ・スクデリ) は、Scuderi Group の資金援助の下に、米国研究機関SwRI(サウスウエスト・リサーチ・インスティテュート)が実施した、広範囲にわたるコンピュータ研究 (以下「研究」) の結果を発表しました。この研究では、2011 年式日産セントラの車両コンピュータモデルの中にさまざまな Scuderi スプリット サイクル (SSC™) エンジンが作成されました。

セントラは、各 SSC エンジン設計に対して標準連邦試験方法規格 75  (FTP-75) ドライブ サイクルでシミュレーションが行われました。研究の予備テストの結果では、セントラのエンジンを SSC エンジンと入れ替えることにより、減速時およびアイドリング時の燃料遮断が要因となり、最大 25% 減 (つまり、MPG は 33% 増) の燃料消費を達成することが実証されました。さらに、燃料遮断のないストック エンジンを搭載した日産セントラと比較した場合、最大 35% 減 (つまり、MPG は 54% 増) の燃料消費を達成することが実証されました。

この研究の主な目的は、Scuderi エンジンを搭載した車両は燃費をどこまで伸ばせるか、という基本的な質問に対する回答を提供することでした。これまで、エンジンが搭載される車両の種類や走行経路 (あるいはドライブ サイクル) によって異なるため、この燃費に対する質問への回答は難しいものでした。Scuderi Group は、全車種、全ドライブ サイクルの走行で SSC エンジンのシミュレーションが可能なコンピュータ研究の設計と導入を米国研究機関に依頼しました。その結果は、同じドライブ サイクルにおいて、ファクトリー エンジンを搭載する同種の車両と比較されました。日産セントラが研究の対象に選ばれた理由は、その競合的な燃費と人気にありました。

研究開始時点で、実際の 2011 年式日産セントラの実測性能に厳密に適合するコンピュータモデルが構築されました。次にセントラをシャシー ダイナモメータに取り付け、FTP-75 ドライブ サイクルを走行して標準データを作成しました。セントラの従来のエンジンの加速度と出力に一致するよう、さまざまな SSC エンジンが作成されました。Scuderi エンジンはそれぞれベースラインのセントラ車両に搭載され、同じFTP-75 ドライブ サイクルを走行して、コンピュータでシュミレーションされました。その結果は、従来のエンジンで走行したセントラと比較されました。最も良好な結果は、エア ハイブリッドで動作するように設計された縮小型圧縮シリンダーのターボチャージャー搭載 SSC エンジンの予備モデルを使った場合に得られました。

Scuderi GroupのSal Scuderi社長は、次のように語っています。「これらの結果は、当社のエンジン設計の実際の適用性を実証するものです。エンジン開発とテストのすべての段階において、さらに燃料効率の向上が続いています。当社のスプリット サイクル設計は、従来のエンジン設計をはるかに超えた先進技術導入の基盤を形成します。」

高騰する燃料費に対処するための実行可能な選択肢を消費者に提供しながら、ますます厳しくなる燃料経済性基準に適合できる燃料効率の良い自動車を改良して販売しなければならないという圧力が自動車メーカーにかかっています。燃料効率の高い Scuderi エンジンは、電気ハイブリッドや電気自動車などの代替車より低コストで、これらの難問と取り組むための有望なソリューションを自動車メーカーに提供します。

Scuderi Group は、5 月 17 日から 19 日にかけてドイツのシュトゥットガルトで開催される「エンジンエキスポ 2011」において、日産セントラ研究結果の詳細を発表いたします。Scuderi エンジンの詳細については、www.ScuderiEngine.com をご覧ください。Sal Scuderi の日産セントラ研究に関するスピーチは、次のリンクでお聞きいただけます。www.ScuderiEngine.com/NissanStudy

Scuderi エンジンについて

Scuderi エンジンは、燃焼サイクルの 4 つのストロークを、対になった 2 個のシリンダーに分割します。左のシリンダーは空気圧縮機として働き、吸気と圧縮を担当します。右のシリンダーは、燃焼と排気を担当します。Scuderi のスプリット サイクル エンジンの設計の鍵は、燃焼前に空気を圧縮することです。スプリット サイクルの概念を最適化することで、エンジンの開発が完了すれば、従来のガソリン エンジンに比べて、NOx の排出量を最大 80% 削減し、燃料効率を 50% 改善することができます。このエンジンはクランク シャフトの 1 回転で 1 回の燃焼を実現し、従来のエンジンより高いトルクと熱力学的効率、さらに排ガス量の削減が予想されます。

Scuderi Group について

米国マサチューセッツ州ウェスト スプリングフィールドを本拠とし、ドイツのフランクフルトと日本の名古屋市に業務拠点を置く Scuderi Group は、革新的なエンジン技術を開発した企業です。この技術は、自動車、トラック、芝刈り機、ボート、農機などに使用されている標準的な内燃機関エンジンの多くに取って代わると予測されています。現在までに 8,000 万ドルの資金を集めた Scuderi Group は、自社の技術を世界中の選ばれたエンジン メーカにライセンスするというビジネス モデルを採用しています。同社の世界における特許出願件数は 476 件以上で、50 カ国で 154 件を取得しています。詳細については、www.ScuderiEngine.com を参照してください。 

Scuderi企業ロゴ (SG Design Mark として知られる)SSC およびScuderi Powered は、米国における Scuderi Group, LLC の登録商標です。その他の商標は、各社が所有しています。

 

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Posted on May 11 2011